社員インタビュー06｜伊藤忠ケミカルフロンティア新卒採用サイト

Q. 伊藤忠ケミカルフロンティアに入社した動機

私は中学の時にボランティア活動を通してベナン共和国の大使とお会いしたことがきっかけでアフリカに興味を持ちました。実際にアフリカの現状を直接聞いたことが価値観を変える出来事になりました。就職活動を行う中で、ボランティアとしてではなく一緒にビジネスを創り上げ、経済の発展に貢献したいと強く思うようになり、それを実現出来る環境を志望しました。
多くの企業の中で当社を選んだ決め手は、人事担当者の「行きたい国に商売を創れる！」という言葉でした。実際にアフリカでの取引が行われていることも魅力の一つでしたが、人と人との繋がりで成り立つ商社の仕事に興味を持ちました。取り扱う化学品が日常の様々な製品に使用されていると知り、そのビジネスフィールドの広さに驚いた記憶があります。

Q. 仕事内容とミッション

私は添加剤・ヨウ素課という部署で、品質の劣化を防ぐ「酸化防止剤」や塗料のワニスとして用いられる「塗料用樹脂」などの受渡業務を担当しています。
国内取引では海外取引に比べ距離が近い分、短い納期でご依頼いただきます。商品・納入先によって納入にかかる日数が異なるので、位置関係を把握することでスムーズに対応することを心がけています。お客様の希望納期に正しく納入することを第一に、メーカーやお客様先と密にコミュニケーションを取ることが大切です。
一方の海外取引では、お客様先へ納入するまでに多くの段階を踏みます。メーカー・お客様先へのスケジュール連絡に加え、船の予約や書類の作成など商流を理解しながら漏れのないよう丁寧な作業が求められます。スピーディーかつ正確性が重要となってきますので、意識して作業しています。
商社の仕事は「もの」を持っていない分、いかに「付加価値を付ける」かが大切だと考えています。お客様から「商社を介してよかった」「これからも一緒に関わりたい」と思って頂けるよう、日々業務を行っています。

Q. 仕事の難しさ、やりがいと醍醐味

取扱い商品を在庫として当社で管理しているため、メーカーやお客様先、倉庫担当者といった多くの方と関わりを持ちます。私たちは適切な数量を管理し、お客様のご要望に応えられるよう、責任を持って提供していく必要があります。常に数量を意識し、営業担当が補充のタイミングを図ることの出来るよう随時報告をします。その際に、在庫量が多くなってしまうと長期滞留する可能性があり、少ないとスムーズな対応が出来なくなってしまうので、その調整はとても難しいです。
一人だけ状況を理解していても、仕事は成り立ちません。情報を共有し認識を一致させ、確認し合うことによって正確な受渡業務へと繋がると思うので、「報・連・相」を意識して作業するよう努めています。
やりがいとしては、私の取り扱った商品が、実際に使用されている建物を見ると実感がわき、嬉しくなります。塗料が六本木ヒルズや東京ドームホテルの外観にも使用されているので、身近なところで原料が形になっていることがモチベーションに繋がっています。

Q. 印象に残るエピソード

1年目からずっと担当させて頂いているメーカー・お客様があります。
主にデスクワークなのでなかなかお会いする機会はありませんが、その分頻繁にFAXや電話でやり取りをしています。電話を取った声で私のことを分かって頂いたり、連絡事項の合間で笑い合える瞬間があり、とても嬉しく親しみを感じます。「今年も田中さんが担当で嬉しいです」と言って頂けた際には、瞬時に私も「○○さんが担当でとっても嬉しくて心強いです！」と言ってしまいました。
もっと仕事を頑張ろうと思える瞬間でしたし、このように深く他企業のデリバリー担当者と関われることを嬉しく誇りに思います。
来社されたお客様を応接室へ案内させて頂いた際に、「もう何年目になりましたか？」と声をかけて頂き、1年目に初めてお会いしてからあっという間ですね、といったお話になりました。
日々仕事をしている上で小さな出来事ですが、私にとっては大きな喜びで毎日頑張る源になっています。

Q. これから挑戦したいこと

周りから安心して任せてもらえるような受渡担当になりたいです。
指示を待つのではなく状況に応じて提案し、自ら分析し発信していくような営業補佐をしていきたいと思っています。また、担当している国内・海外取引業務に加え新しい担当を増やし、業務を通して知識や経験を積むことで、仕事の幅を広げていきたいです。
目の前の仕事だけでなく、先を意識した行動をすることで一歩先の行動を取っていきたいです。商品の特徴を把握し丁寧な対応を心がけていくことで、私ならではの「唯一無二」の付加価値を付けていきたいと思います。

〜一日のスケジュール〜

8:30	出社営業日報や納品書を出力します。その後、メールチェックをします。
9:00	スケジュール確認システム上でスケジュールの確認、郵便物の配布など朝の日課を行います。
9:30	メーカー、客先へ受発注注文書を確認し、担当商品ごとにFAXにて発注します。納期を意識して作業を行います。
12:00	ランチ同期と社食で食べたり外に行ったりします。のんびりできるこの時間が大好きです！
13:00	注文書の確認国内取引だと納期が近い商品もあるので必ずチェックします。電話でもやり取りをします。
15:00	台帳への記入・計上商品・お客様ごとに台帳に記入し数量・価格を管理します。
17:15	業務内容の確認（一日の振り返り・翌日の業務確認）一日の仕事内容を振り返り、漏れがないかチェックします。翌日やるべきことを明白にします。
18:00	退社会社帰りに仲良くして下さる先輩とよくタピオカを飲みに行きます。楽しい時間を満喫しています。