Q. 伊藤忠ケミカルフロンティアに入社した動機
「日本と世界の架け橋になるような仕事がしたい。」「自分の力を最大限活かし、日本を含め世界に貢献できるような仕事がしたい。」このような漠然なのか壮大なのか、とても大きい目標をもって就職活動をしていました。
当社は伊藤忠の海外ネットワークを活かし世界と仕事ができるということ、また当社で働いている先輩の方々と話をした際、とても活き活きと仕事をされていたのが印象的で、自分も当社の一員となって活躍したいと思い入社を決めました。
Q. 仕事内容とミッション
海外のサプライヤーから調達するジェネリック医薬品の原薬や製剤を日本の製薬会社に納入するまでの一連の業務を担当しています。医薬品は安定供給や品質管理が非常に重要ですので、海外サプライヤーと価格、納期、品質などの交渉や調整を行い、日本のお客様へ安定的に供給をするためのありとあらゆる対応を行っています。
当社のお客様である製薬会社がジェネリック医薬品を日本の市場に販売し、日本のジェネリック使用普及率が上げることで国の財政、患者さんの自己負担軽減、国民の健康に貢献することが我々医薬事業部及び私のミッションです。
Q. 仕事の難しさ、やりがいと醍醐味
言語や文化を含め様々なバックグラウンドを持つ人々との交渉は困難を極めることが非常に多いです。自分の普段考えている常識が常識ではないことを実感し、相手の立場に立って物事を考えることの難しさを感じています。また海外や日本の当局から求められる医薬品の品質等に関しての要求事項が年々厳しくなっており、常に新しい情報と古い情報の精査及び対応を考えなければいけないことが難しいです。
困難極まる状況が多い中、仕入先、販売先、自社全てのステークホールダ―に貢献できる状況を作り上げることができた時はこの仕事の醍醐味を感じます。
Q. 印象に残るエピソード
社内のメンバー、お客様と一緒に一つの案件を作り上げたことができた際に、とてもやりがいを感じました。案件を進めるにあたっては、予期せぬ出来事が多く発生し、毎度スピーディーかつ柔軟な対応が求められ大変なことも多々ありました。そんな中、社内だけでなく仕入先、販売先を含めた全ての関係者が一丸となり、皆が同じ方向を向いて進むことで、最終的に難局を乗り越え成功させることができました。
目標、考えや方向性を関係者で共有すること、また皆をまとめていく力が重要だと認識した案件でした。
Q. これから挑戦したいこと
今担当をしているジェネリック医薬品に限らず、バイオシミラーなどの分野を深耕し、世の中に出る医薬品にもっと貢献できるよう努力をしていきたいです。
患者さんの選択肢が増えることで、ベストな選択肢を選ぶことができ、費用や治療などの負担が少しでも軽減できるような状況をつくれるようにしていきたいと考えています。
〜 1週間のスケジュール 〜
Monday 月曜日 |
1週間のお客様先訪問、出張スケジュール、TO DOなどを整理。薬事の方とのミーティングを行い現状の課題や解決策について協議を行う。翌日の海外サプライヤー来日前準備のため、デスクワーク中心。 |
---|---|
Tuesday 火曜日 |
海外サプライヤーが来日し、打ち合わせ後、お客様先を訪問。既存のビジネスの話や新規のジェネリック医薬品開発について商談をする。夜は海外サプライヤーとの会食。 |
Wednesday 水曜日 |
前日の海外サプライヤーとのTODO事項の対応を行うため、デスクワークを中心に行う。取引先との会議後、夕方海外とのTV会議を行い、ビジネスの問題点や解決策を話し合う。 |
Thursday 木曜日 |
デスクワーク後、夕方海外との電話会議を行い、輸入製品のスケジュールや、品質クレームなどの対策を話し合う。 |
Friday 金曜日 |
国内のお客様先訪問のため出張。打ち合わせ後、夕方海外サプライヤーへ電話をし、依頼状況についての進捗確認を行う。できる限り翌週までに解決している案件を増やすべく、ヨーロッパのサプライヤーとのやりとりは必須。その後はアフター7or8を楽しむ。 |
学生の皆さんへメッセージ
就職活動中は、100%自分の思い通りにいかないことが多くあると思います。そんな状況でもあきらめずに前を向いて、自分が何をしたいのか?どんな人間になりたいのか?どのように成長していきたいのか?など、自分の人生のミッションや自分自身を振り返ってみましょう。
自身を深耕する良い機会になると思います。
当社には自分の力を最大限活かし、世界と仕事ができるフィールドがあります。そのような環境でチャレンジしたいと思う方、是非一緒に成長していきましょう!