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自然現象、ストライキ、国家間問題、
貿易にある様々なトラブルへの対応には
培ってきた知識と人間関係が重要。

事務職
ウレタン原料課(取材当時)
板沢 美沙子 | Misako Itazawa

Q. 伊藤忠ケミカルフロンティアに入社した動機

特に業界のこだわりはありませんでした。大学卒業時は就職氷河期と言われた時だったので、募集そのものが少なく、正直なところ雇用してくれるところならどこでも良いとさえ思っていました。
しいて言えば、結婚や出産後も働くことを望んでいたので、長く働ける会社が希望でした。長く働けるといった観点から、面接して頂く方々とのフィーリングを大切にしていました。当社の面接官の方々はどなたも和やかな雰囲気で安心したことを覚えています。

Q. 仕事内容とミッション

ウレタン原料課で主に貿易事務をしています。海外のお客様からの注文を受けて海外または日本国内のメーカーに商品を発注して、お客様の希望通りに届けるのが主な仕事です。事務職の仕事は日々当たり前のことを当たり前に行うことが一つ。たとえばレストランで食事を注文したら、注文した料理が出てくる、これが当たり前のことです。
二つ目は当たり前以上のサービスで付加価値を創ること。良いレストランであればお客様の様子を伺いつつ良いタイミングで料理を提供したり、細やかな気遣いができます。お店の評価が上がればリピート客が増え利益も上がります。そして、当たり前のことを当たり前に行うためには継続して商品を仕入れる必要があります。その為には、メーカーさんと仲の良い関係を保つことも欠かせません。「もの」を繋ぐこと、「人」を繋ぐことがミッションです。

Q. 仕事の難しさ、やりがいと醍醐味

貿易では船での輸送が主になり、国内でのトラック輸送とは異なる様々な影響を受けます。中国では時期によって霧がすごいのですが、そういった自然現象はもちろんのこと、欧米でたまに起きる港湾でのストライキ、貿易戦争にみられるような国家間の問題などによってお客様の要望通りに商品が届けられない場合が出てきます。そういった難しい状況に陥ってしまったときこそ、それまで培った知識や人間関係などが活きてくると思います。

Q. 印象に残るエピソード

異動や課内の担当替えで担当商品が変わることがあるのですが、担当を離れてずいぶん経ってもお客様が自分のことを覚えていて話しかけてくださる時には嬉しく思います。
失敗…は山ほどありすぎて、とくに1年目は諸先輩方のフォローに感謝しきりでした。
成長に関しては周りが評価するものだと思いますので自身では分かりませんが、1年目の子がだんだんと自信を持って仕事ができるようになっていく姿を見るのは楽しいです。

Q. これから挑戦したいこと

平均寿命を生きるとしたら、もうじき折り返し地点なので、残りの半分何をして生きていくか考え中です。現在は仕事と子育てで手一杯…。

〜 一日のスケジュール 〜

9:15
出社
ニュースや会社のメールをチェックしながら出社します。
9:20
メール確認、予定確認
メール確認しながら注文や依頼事項を整理し、1日の作業予定を立て作業を開始します。
12:00
受渡し業務
発注業務、物流手配、納期調整など(メールやFAX)主にアジア圏内人とやり取りを行います。
13:00
入金・支払業務
仕入先などへの支払い、お客様からの入金を受け取る手続きをします。
15:00
受渡し業務
発注業務、物流手配、納期調整など(メールやFAX)主にトルコや欧州の人とやり取りを行います。
17:00
船積書類づくり
その日に出来上がった書類が各所から届き始めるのに合わせて、必要な書類を作ります。
17:30
計上作業、データ入力
仕入れ売り上げなどのデータ入力、契約内容のデータ入力を行います。
18:15
退社
子どもが待っているのでとにかく急いで帰ります。

学生の皆さんへメッセージ

当社のおもしろいところは、取引先の会社数が非常に多く多岐にわたるところだと思います。海外・国内問わず、CMでよく見かける大手企業さんもあれば、マニアックと思われるようなその道一筋の企業もあります。
世の中にあふれている「もの」の正体、その一端に触れてみたい方はぜひ応募してみてください。

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