駐在レポート
草名 裕
HIROSHI KUSANA
出身 経営学部 国際経営学科/1999年入社
駐在地 タイ:バンコク
出向先 伊藤忠タイ会社

現在の仕事内容とミッションを具体的に教えてください。

伊藤忠タイ会社は化学品、合成樹脂、エネルギー、機械、非鉄、食糧、繊維等の部署があり、日本人約30名、ナショナルスタッフ約130名、化学品部は日本人3名、ナショナルスタッフ12名で、その中で私は伊藤忠ケミカルフロンティアの商材を扱っており、主にはタイに進出している自動車関連(タイヤ・ブレーキ等)の日系客先が使用する原材料を日本から輸入して販売しております。現在、自動車関連以外の機能性食品分野や化粧品関連ビジネスへの新規展開を図っており、日本メーカーのタイマーケットへの海外展開や、新規分野でのビジネス展開で取引拡大を図るべく日々日本と密に連絡を取りながら取り組んでおります。

駐在地の特長(生活面やマーケットとして)や、
日本との違いに驚いたこと、エピソードなどを教えてください。

タイには日系企業が5,800社以上進出しており、日本人が約8万人、日本からの投資金額も常に上位に入っており、自動車、食品始め多くの日本ブランド(企業)が至る所で目に出来、タイ人は美容や健康にも興味が高く、まだまだ新規ビジネスチャンスは広がっている大変魅力的なマーケットです。日本人が多く住んでいる地域では、日本の食料品や生活用品などが不自由なく(若干価格は高いですが…)手に入り、生活面で困る事はほぼないです。日本人にとってタイは住みやすくいい国だとよく言われますが、タイ人は優しく気遣いもしてくれて、駐在して改めてタイ人に色々と助けてもらい、その人柄の良さを実感致しました。

現在の経験を活かして、今後どのように成長していきたいですか。

タイに赴任して半年、コロナの影響もあって海外駐在をまだ十分には実感出来ておりませんが、まずは日本での経験を活かしてタイでの新規ビジネスに繋げ、これからの駐在生活で得られる経験と人間関係を大事にしながらビジネス拡大を図り、自己成長に励んでいきたいです。特に積極的に何事にもチャレンジして失敗も含めて駐在員としての経験値を増やし、客先の生の声を聴きながら、ナショナルスタッフと一緒に考え共に成長し、皆さんにタイが魅力的な市場で出張や駐在に行きたいと言ってもらえるように日々取り組んでいきたいです。

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